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「国父の深謀」について-3

余りに物を穿(うが)った極端な見方というのは、正鵠(せいこく)を得ていないことが往々にしてあり、「国父の深謀」が歴史として残るには後世の評価を待たねばならない。

この世には官製の歴史観、学者・小説家・思想家・ジャーナリスト等の歴史観が溢(あふ)れている。

一般国民には、種々の逸話を組み合わせ、ちりばめた「司馬史観」が最も心地好(ここちよ)い感動を与えてくれるのかも知れない。

嘗(かつ)て『街道をゆく-台湾紀行』を記した司馬遼太郎氏が存命ならば、台湾の現状・将来と共に、李登輝氏の評価について如何(いか)に語ることであろうか。 (此項畢)

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-05-27 20:40 | Comments(0)  

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