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訪台所感-12

5日の本欄で触れた「舊日遺跡」が過去の日本統治時代の残滓(ざんし)とすれば、台湾新幹線は十全な形ではないが、現在の日本とのつながりを示す一つの絆(きずな)である。

台湾新幹線の評価については、日本の主要新聞でも二つに分かれていたが、追々評価が高まりつつあるのを感ずる。

台北で会った人達に、新幹線についてたずねたところ、否定的な見方は皆無であった。

とはいうものの、新幹線に限らず、今後の台湾においては別の評価が生れることもあり得る。それが歴史観の怖さというものである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-03-08 20:26 | Comments(0)  

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