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鄧小平秘録について

10日付産経新聞に「鄧小平秘録第6部 先富論の遺産」シリーズが掲載されており、統一工作の最前線厦門(アモイ)の近況として、台湾兵の守備する金門島の近くに行く「金門島観光」の様子が紹介されていた。

今は大陸側でも現状維持派が増えているとのことだが、要(い)らぬ摩擦は避けたいというのが両岸住民の意思ではあるものの、政治は今後如何(いか)に動くかは判らない。

先日、金門島兵役経験者にたずねてみたところ、軍も昔と違って精神的に現代化されているようであった。

鄧小平の言及した「一国両制」という言葉を初めて聞いてから久しいが、如何なる形であれ、当面、「統一」への道は険(けわ)しいようである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-02-10 19:33 | Comments(0)  

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