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冷凍餃子事件について-2

テレビや新聞、はてはインターネットに至る迄ありとあらゆるメディアを賑わせている「中国産毒入餃子事件」。現時点では、有機リン系毒物「メタミドホス」が何時(いつ)の段階で混入したのか判明していませんが、商品の店頭からの回収・消費者の「中国産」食品の忌避だけは加速度的に進んでいます。

彼(か)の国 ── 例えば、上海に住む富裕層は、自国産品は「何が入っているか分からず、恐ろしくて口に出来ない」と言って、わざわざ高価な日本産品を買い求めていますし、一般庶民も、チャーミーグリーンやママレモンの様な「生鮮野菜を洗う為の洗剤」を使って、買ってきた野菜をシンクで洗ってから調理する始末。抑(そもそ)も、支那人が口に出来ない様な食品を、日本人が口に出来る訳が無い訳で、その価格の安さから市場を席巻していた「中国産」食品から、多少高くても安全な国内産食品に消費者の触手が伸びる傾向は今後も少しずつ進む事でしょう。

鄧小平が進めた「改革開放」により、支那は、上は共産党の特権階級から、下は庶民に至る迄、拝金主義が蔓延し、「儲かる為なら何でもする」的な風潮に拍車が掛かっています。その結果、先進国のコピー商品や鉛入り玩具だけで無く、禁止されている農薬を使って栽培したり、見た目を良くする為に過剰な着色をしたり、と言った具合に「食の安全」を全く無視した生産・加工・販売が行われています。

確かに、一時的には「儲かる」かも知れません。然(しか)し、信用を失えば、輸出に大幅なブレーキがかかりますし、場合によっては「禁輸」(支那産品の輸入禁止措置)さえ起こりうる訳で、「儲かる為なら何でもする」様な支那人は、今回の事件を機に反省と徹底的な自己批判を行い、「安いのに売れない」最悪の事態を招く前に手を打つ可(べ)きでしょう。

尤(もっと)も、「食の安全」は一度失墜すると風評被害も相まって、回復する迄に大変な労力と時間を要するものです。その事に支那人が気付いた時には最早(もはや)手遅れでしょう。いや、もう手遅れかな? 少なく共、私はパッケージに「中国産」と書かれている物は絶対に口にしたくありませんし、買いたくもありませんね。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2008-02-01 20:48 | Comments(0)  

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