戦前の台湾関連人物について
先日、台湾の大学の博士課程の学生より、戦前の台湾で惟神(かむながら)の道を推進しようとしていた一日本人に関する交友関係について、メールによる問合わせがあった。
偶々(たまたま)、小生の親戚が台湾在住時に詠(よ)んだ歌集を調べたところ、その人の死を悼(いた)む数十首の弔歌があり、家族ぐるみの付合いがあったことを知った。
戦前の台湾関連の日本人といえば、一部の人々を除いては全く歴史に埋もれてしまい、その子孫達も父祖の台湾での事蹟を知らないか、知っていても全く興味を覚えないような場合が多い。
大正や昭和初期生まれで存命中の日本人が、敗戦後味わった価値観の逆転に伴う虚脱感を今尚引きずっていることを思うとき、転(うた)た感慨深いものがある。
偶々(たまたま)、小生の親戚が台湾在住時に詠(よ)んだ歌集を調べたところ、その人の死を悼(いた)む数十首の弔歌があり、家族ぐるみの付合いがあったことを知った。
戦前の台湾関連の日本人といえば、一部の人々を除いては全く歴史に埋もれてしまい、その子孫達も父祖の台湾での事蹟を知らないか、知っていても全く興味を覚えないような場合が多い。
大正や昭和初期生まれで存命中の日本人が、敗戦後味わった価値観の逆転に伴う虚脱感を今尚引きずっていることを思うとき、転(うた)た感慨深いものがある。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2008-01-29 13:43 | Comments(0)