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読書離れについて

11日付日経新聞朝刊最終面の「文化往来」というコラムに、「草思社の破綻、読書離れの深刻さ示す」という一文があった。

昔は読書マニアがかなりおり、周囲から一定の評価を得ていたように思うが、今は娯楽が多過ぎて読書どころではなく、また評価の尺度も多岐に亙(わた)っているせいもあり、読書家という範疇(はんちゅう)はなきに等しい。

軽薄なノウハウ書も、新説・珍説を紹介した経済書も、業界の暴露本も、日本人の食指を動かすにはインパクト不足といったところだろう。

せめて、広辞苑の新版でも買って、語義に関する「温故知新」を実践することとしよう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-01-12 19:43 | Comments(0)  

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