人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「台湾国連加盟」消印について-2

国家として承認を受けるか受けないかは、スポーツ大会への単独参加はもとより、WHO加盟資格等もあり、大きな差異である。

日本の立場からすれば、国連は旧連合国の仲好し倶楽部との認識があるが、台湾にとってみれば、中華民国であれ、台湾名義であれ、国連加盟は多年の悲願であり、台湾の正統性を証明する唯一の手段である。

現在の国際情勢は台湾の加盟を許さないが、この願望を押し通して行くことにこそ意義があるものと思う。

消印の問題はその過程で生じた一種の小事であるが、小事を大事とするところに、中国側の苛立ちが透けて見える。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-11-17 19:20 | Comments(0)  

<< 「台湾国連加盟」消印について-3 「台湾国連加盟」消印について >>