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同和問題について

最近、行政機関に意見書を提出したところ、受付の条件として譬えに「同和」を持ち出した部分を削除するように指示された。便法としてこれを受け入れたが、実質的な言葉狩りである。

狭義の同和問題は表面上解消してから久しいが、広義の同和問題は様々に形を変え、全国津々浦々に遍在している。

差別のない社会は確かに素晴らしい理想的な社会であると思う。併し乍ら、差別をなくすことに躍起になればなる程、差別を助長することになる。

自らの出自を徹底的に分析し、他者との相対的な差別意識を認識することによって、「万民同胞」「四海之内皆兄弟」であることを感得することが絶対的に差別をなくす方向へと至る一つの手段であるというのが小生の持論である。

古川 宏

by ayanokouji3 | 2007-11-11 20:15 | Comments(0)  

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