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「美しい国」再考

「美しい国」づくりのための政府会合に、2回で4900万円もの経費がかかっていたということが報道された。

今にして思えば、「美しい国」という表現自体、余りにも漠然として訴えるものが少なく、掴みどころがなかった。

国民にとっては、精神的なものよりも「年金」や「給油」といった金銭や物に関わるものの方がより具体的で判り易い。

「羊頭狗肉」の方便を用いてでも国民をある方向へ導くことは出来るであろうが、所詮長続きはしない。「美しい国」という空しいひびきだけが残った。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-10-18 19:23 | Comments(0)  

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