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内閣支持率下落について-2

件(くだん)の年金問題にしろ、失言や事務所費に関わる閣僚の問題にしろ、安倍総理も色々と大変なものです。野党は二言目には「年金云々」、「任命責任」を口にしますが、年金問題は抑(そもそ)も社会保険庁の怠慢が原因であり、その根は十年以上も前にある訳で、現総理に責任が無い事は明白です。又、閣僚の問題にしても、あくまでも閣僚個人の問題であって、やはり、総理の問題ではありません。(総理が失言したり、不明朗な会計処理をしていた訳では無い)

野党、とりわけ民主党は政権奪取の為になりふり構わず、自民党を突っついているのでしょうが、そう言うある種「ちまちま」とした重箱の隅を突くが如き問題では無く、政党ならば政党らしく「政策」で正面から論争を挑んでもらいたいものです。裏返して言えば、そう言った戦いを挑まない限り、民主党が政権与党の座に就く事は絶対あり得ないと言う事でもあるのですが。

さて、翻(ひるがえ)って台湾政局。民進党・謝氏、国民党・馬氏、それぞれ次期総統選に向けて鍔(つば)迫り合いを演じていますが、与野党何(いず)れの候補が勝利するにせよ、大陸「中国」の政党では無く、あくまでも「台湾」の政党である事を忘れない様に願いたい。又、欲を言えば、与野党何れが政権を担当するにせよ、日本との関係を維持・強化する方向で進んでもらいたい。隣国の一国民として、日台友好を希望する者としては、その事に尽きます。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2007-07-09 21:26 | Comments(0)  

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