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IT社会について

産経新聞6月3日の「正論」にて、島田晴雄氏の「日本型デジタルデバイドを克服-商習慣や考え方変えることが大切」という記事を読んだ。

IT技術の発達する日本で、逆にITの社会的活用が遅れており、日本全体が皮肉にもデジタルデバイドに陥っているというものである。

日本社会が真のIT社会となることには異論はないものの、余計・過多の情報が氾濫する一方、全てのシステムが余りに便利になり過ぎるのも一考を要する。

他方、携帯が日本の文化というのであれば、世界に通用せずとも、独自の進化を遂げればよい。「世界標準」とか「世界戦略」で表わされるように、「バスに乗り遅れるな」といった綺麗事にはウンザリである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-06-03 18:58 | Comments(0)  

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