メール紹介-3
次に、イラク問題についていえば、日本は国際的に矢面に立つことなく、国内的には自衛隊員に犠牲者を出すことなく撤収出来、防衛省昇格や海外活動の恒常化につながったのは副次的収穫でした。
イラクに大量破壊兵器がないことは増田俊男氏等も戦争前にしきりに説いていたことであり、小泉首相以下うすうすと気付いていたのではないでしょうか。米国の罠に気付きながら従うというのは、決して国益を損なうものではないと思いました。原油高騰で潤ったロシアも同じ穴のムジナとも言えるでしょう。
「学士会会報」には、長部重康氏(法政大学教授)の「フランスの九月十一日と大統領選挙」と題する講演録があり、その中に次の通りあるのが印象的でした。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2007-05-16 20:28 | Comments(0)