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憲法記念日に思う

憲法記念日について、昨年は「一旦事が起きれば、時の首相の決断する超法規的措置に委ねる方が余程ましだ」と、虚無主義者の戯言(たわごと)のようなことを記し、後に反省した。

憲法といえば、9条に関する論議に集中しているのが、何となく奇異に感ずるのは確かである。

各種調査結果をみても、本当のところは多くの国民には理解出来ていないと思う。

日本においては、それが憲法の憲法たる所以(ゆえん)である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-05-03 20:15 | Comments(1)  

Commented by 古川 宏 at 2007-05-06 20:04 x
本6日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で中曽根氏の憲法論を拝聴した。中曽根政権の時は憲法論議を完全に封印したのが記憶に残っており、何を今更という感じもする。現在の憲法論議が大本の論議に至らず、技術的領域で依然停滞しているのは残念である。ところで、紙に書いた憲法を後生大事に「護持」する人々の気持ちは判らないでもない。それは寄る辺なき知識分子にとっての一種の宗教であり、客観的にみれば最早救い難いものがある。

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