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日本の対応について

天災が忘れた頃にやって来る。靖国や慰安婦問題はと言えば、議論が途切れ暫くして忘却の段階に移行した頃に蒸し返されるのが常である。

殊に来月の首相の訪米前には、両問題を整理、沈静化させる段取りも必要だが、ジタバタして言質をとられぬようにしておくことも重要である。

スネに傷をもつ日本としては、米国議会のお節介と売らんかなの彼我メディアの商法には目をつぶって、有難く拝聴し、肯定も否定もしないという御家芸の曖昧・無策戦略に落ち着くことになるのではとも考える。

人間社会のことは、由来、大小を問わず殆どが滑稽味と深刻さの綯(な)い交ぜである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-03-29 21:29 | Comments(0)  

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