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旧日本軍毒ガス兵器訴訟について(2)

「旧日本軍が中国に「遺棄」したとされる毒ガス兵器に関する賠償請求訴訟」に関しても同様です。

抑(そもそ)も、「「旧日本軍が中国に「遺棄」したとされる毒ガス兵器」は、日本軍が「遺棄」(捨てていった)したのでは無く、支那軍に「接収」(巻き上げられた)したものであり、「接収」された段階で、その維持管理に対する責任も、日本軍から支那軍に移ったと見るべきです。「接収」されたものが、その後、きちんと維持管理されていれば、この様な問題は起こらなかった訳ですが、現実問題として一般人民に対する被害が生じている。だからと言って、「接収された側」の日本が文句を言われなくてはならない筋合いは全くありません。原告は、「接収した側」の自国(支那)政府に対し、被害の補償を求める可きですし、支那も支那で日本に文句を言う前に、大国たらんとするのならするで、大国に相応(ふさわ)しい責任を自ら取る可きです。

原告の被害者には同情しますが、抑も訴える相手が間違っている以上、日本はこの問題での補償等、安易な妥協は絶対にす可きではありません。酷かも知れませんが。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2007-03-14 20:13 | Comments(0)  

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