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環境問題について-2

また、インドネシアの元人口・環境大臣のエミル・サリム氏(76歳)の講演は、Plain living, high thinking(生活は簡素に、理想は高く)という概念の重要性に集約されていた。

途上国では何時(いつ)の時代もリーダーの理想は高くとも、実際には貫徹出来ないのは無理からぬものがある。

同氏の講演内容はレベルが高過ぎて、小生の如き俗人には理解出来ないところが多かった。

それが環境問題の本質であろう。

(補記)
財界の大御所稲山氏の「我慢の哲学」、大槻氏の「ハンブルライフ」、土光氏の質素な生活振りは日本人の精神主義の残滓とも言えるが、当時は感銘を受けたものであった。「生活は簡素に、理想は高く」は詩人ワーズワースの言葉であるという。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2006-11-18 21:18 | Comments(0)  

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