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中国の動きについて

今更敢て言う必要も更々ないが、満州事変等の各種紀念館の派手さと、21日夜にも起こったという湖北省学生の対警察抗議等デモの頻発は、表裏一体で、北京オリンピックの前に、一度大規模な事件が起きるのではないかと思う。

一方、米新財務長官の中国訪問、米西海岸での米中初の海軍共同演習(救助訓練、但し中国側が自国船舶への米側乗船を拒否する一幕もあった由)や宇宙協議に見られるように、米国は中国に腫れ物に触るように相対し、また中国は米国の下心を警戒しつつある。

中国はタイのような形の政権交代はないものの、このままでは共産党そのものの統治能力、自浄能力に疑問符が投げかけられ、危うい状況に立ち至るのは必至である。

朝鮮半島も「液状化」している状況下、日本はこの与えられた時間を生かし、如何なる形であれ、国防を含め国力の相対的強化を図るに如(し)くはない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2006-09-26 22:39 | Comments(0)  

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