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陳総統辞任要求について-4

8月26日付産経新聞記事には、施明徳氏の100万人運動の座り込み予定について記している。

「施氏による辞任要求は陳政権に対し、野党攻勢とは異質の精神的な打撃を与えそうだ。」と締め括っているが、独立・統一派の別なく、政権打倒に赴くのは一種の私怨とも言えるだろう。

思うに、台湾人の独立に対する渇望の中にはしがらみと慾に左右された不純の要素も存するのではないか。

とまれ、与党内の権力闘争と与野党間の力関係の成り行きを憶測するのは難しいことである。激動期においては、特に然りとなす。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2006-08-26 21:30 | Comments(0)  

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