OECDの報告書について-3
最近、大前研一氏の『ゼロ金利下で見えた日本人の国民性』という一文を読み、得るところがあった。
日本人の資産運用に対する消極的な態度と低金利に耐える国民性を評して、
大前氏は否定的であるが、これこそが日本人の美徳ではないだろうか。
この国民性よりして、OECDの報告書の意図するものが何であるにせよ、国民の大半は「格差」なるものに惑わされることはないであろう。国民が「格差」に固執することにより、日本の未来が暗いものとならぬことを切に望むものである。
日本人の資産運用に対する消極的な態度と低金利に耐える国民性を評して、
あっちが得だと言っても動かない、どんな仕打ちを受けても怒らない、ひたすら低金利下の日本でじっとしている。私はこの国民の反応の鈍さが今の日本を特徴付けていると思います。とするものである。
大前氏は否定的であるが、これこそが日本人の美徳ではないだろうか。
この国民性よりして、OECDの報告書の意図するものが何であるにせよ、国民の大半は「格差」なるものに惑わされることはないであろう。国民が「格差」に固執することにより、日本の未来が暗いものとならぬことを切に望むものである。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2006-07-23 20:59 | Comments(0)