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台湾侵攻について

ある研究会の月例研究会のテーマに「中国軍の台湾侵攻作戦指導分析」というものがあることを知った。

台湾侵攻が現実のものとなる世界情勢と条件の例を考えれば、
  1. 中国の不安定化と台湾の独立主張

  2. 東支那海をめぐる日中の争いと決裂

  3. 中東のイザコザの一服と米国の容喙
の通りであるが、北朝鮮問題が解決しない間は、台湾問題に動きはないのではないか。

その意味で、北朝鮮に世界の注目が集まっている限り、台湾は安泰と言える。

国際包囲網に中露が反対して北朝鮮問題が長引くことになっても、台湾侵攻を食い止めるための「予習」となるに違いない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2006-07-08 19:03 | Comments(0)  

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