馬英九氏の取るべき路線について
「時事弁論会」で馬英九氏が今後取るべき路線─強硬か穏健か─について、国民党支持の評論家達が論じているのをテレビで視た。
馬英九氏は今回の総統追及について、最初は消極的で、その後積極的となり、罷免案が否決された後は一歩引いたように見える。
客観的に見れば、問題が大きくなり、立法院内の抗争を選挙民の間の対立に形を変えたのは確かなようである。
陳総統の土着的たくましさと馬英九氏のスマートさという面はあるが、馬氏の路線が如何であれ、最後は両氏の政治手腕が試される。今後の成り行きに注目したい。
(補記)
馬英九氏は今回の総統追及について、最初は消極的で、その後積極的となり、罷免案が否決された後は一歩引いたように見える。
客観的に見れば、問題が大きくなり、立法院内の抗争を選挙民の間の対立に形を変えたのは確かなようである。
陳総統の土着的たくましさと馬英九氏のスマートさという面はあるが、馬氏の路線が如何であれ、最後は両氏の政治手腕が試される。今後の成り行きに注目したい。
(補記)
- 上記の路線については、穏健路線を取るべきという論者の議論の方が優勢に感ぜられた。
- 12月の台北市長選に、以前から去就が取り沙汰されていた前行政院長・謝長廷氏が正式に立候補を表明したとの報道が本日あった。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2006-06-29 19:58 | Comments(0)