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竹下氏著書について-1

竹下義朗氏には、『検定不合格 教科書になれなかった史実』シリーズ2冊のほか、昨年上梓された『汝の敵、中国を知れ』と題する著書がある。

日本に嫌中感が拡がる中で、ある台湾人が『汝の敵、中国を知れ』の内容につき「台灣之聲」にコメントを定期的に寄せることとなっていたが、今日迄果たされずにいる。

竹下氏の講演を前にして、この際、代わりに私見を呈しておくことは意味あることと考える。

そこで、『汝の敵、中国を知れ』に記された38の論点のうちの一部を取り上げ、順次述べてみることとしたい。

(補記)
教科書といえば、「新しい歴史教科書をつくる会」の内紛が話題となった。その初版本を更めて読むに、中学生には勿体ない程の良い出来ばえであるが、如何せん、学習指導要領による制約のため、記述が控え目過ぎるという憾みがある。竹下氏の『検定不合格 教科書になれなかった史実』がせめて副読本に採用されるように教育方法に幅と余裕が出来れば、日本の未来に少しは見込みも出て来るというものである。併しながら、多忙な教育現場や字句文言への拘泥や堂々めぐりの政策論議に終始している日本の政界に、そう多くのことは期待出来ない。歴史教育については、先ず各家庭が積極的に取組み、実践すべきである。尚、歴史教科書関連では、『教科書に載せたい日本史』(河合敦著、青春新書)という新刊があるが、特に目新しい史実はなかった。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2006-06-05 19:20 | Comments(0)  

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