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旅順開放について

5月28日付『産経新聞』の産経抄は旅順開放に関連した内容である。

20年前には全く考えられなかったことであり、10年前に二〇三高地が観光目的で開放された際、現地では旅順を見下ろすことが出来ず、写真をパノラマ風に貼り合わせたものを業者から買った思い出がある。

産経抄には、「日本人観光客に、旅順市街地まで足を延ばさせた方が得策だ。・・・水はいずれ低きに就く。そのことは今後の日中問題を考える上での教訓となっていいはずだ。」とある。

日中政府間で下らないやりとりがあり、また日本の一部政治家が日中双方を害する意見を開陳し続けているような情けない現状が永遠に続くことはあるまい。

(補記)

先日、大連出身で兵役の経験ある25歳の中国人青年と話したが、既に文革が歴史となり、戦争については全く興味がないようであった。ここ数年、日本に来ている中国人青年と話す度に時代の変化、世代の様変わりをつくづく感ずるのである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2006-05-28 19:47 | Comments(0)  

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