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憲法記念日について

毎年変わり映えのしない、改憲・加憲・護憲の各政党のそ
れぞれの談話・アピールが出揃った。また、お決まりの世
論調査の結果も余り新鮮味がない。

『日本国憲法』制定・発布から何年ということが特におめでたい時代ではなくなった。常々思うのだが、記念日ではなく「憲法の日」に呼称を改めてもよい頃合いである。

憲法論議は神学論争と同様、何時(いつ)になったら終わるのか。いっそのこと、下手(へた)に条文をいじらずに、封印してしまうという現実的方法もあり得るのではないか。

『日本国憲法』はそれだけのものだとの諦念を以て、一旦事が起きれば、時の首相の決断する超法規的措置に委ねる方が余程ましだと思われる。

(補記)
隣国との外交について危機状況にあると唱える輩(やから)もいるが、隣国が訳の解らぬことを言って来ても「●●人はその程度で、それ以上でもそれ以下でもない」という諦念が必要である。故に現状を楽観・悲観するには及ばず、また、すり寄って行く必要もない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2006-05-03 20:12 | Comments(0)  

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