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竹島問題再考

小泉内閣メールマガジンの最新の読者感想約100件のうち、20件足らずが竹島問題についてであった。

相変わらず日韓による共同管理、解決迄の間の中立機関による管理、国際司法裁判所による解決といった、現実的でない意見もあった。両国共に受諾出来るものであれば、疾(と)うの昔に決着はついていたことであろう。

上記は何(いず)れも評論家的発想に過ぎない。解決可能な最速の方法としては、代償は高いが米国に本格介入させること、もしくは、日本が核兵器を持ち、隣国を名実共に威嚇し得る実力を持つことである。

尤(もっと)も、後者については、依然として世界連邦的体制を漠然と夢想し、好(よ)しとするような理想主義・空想主義の虜(とりこ)となっている、平和ボケの残党が少なからず存在する限り、あり得ない。防衛庁の省への昇格すらスンナリと決まらぬ現状は甚だ憂慮すべきことではある。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2006-04-29 20:21 | Comments(0)  

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