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「終統」について-5

台湾は今の国際情勢の下では、「緩衝地帯」としての役割を果たしている。

米国や日本は「事なかれ」で、今の状態の方が都合が良く、中国は台湾解放のお題目を唱えていれば、そして統一に反する言動を批判していれば、これまでの主張とつじつまが合う。

思えば、「反分裂国家法」の制定より一年、中国も強圧的態度ばかりでは、立ち行かなくなっている。

米中の台湾をめぐる綱引きが今年は如何(どう)なるか、興味深い。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2006-03-06 20:39 | Comments(0)  

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