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許代表が日本統治時代への正しい評価を呼びかけ

以下は、許世楷・駐日台湾代表のコメントです。
そして、これが「正しい歴史認識」と言うものです。

許代表が日本統治時代への正しい評価を呼びかけ

 許世楷・駐日代表は2月17日、代表処で行われた台湾メディアの駐日記者との懇談会で、日本の麻生外相が台湾の教育について日本の植民地支配と関連し発言したことに対し、それ自体は事実であるが、その教育内容にまで立ち入って観察する必要があると述べ、台日の学者・専門家が台湾における日本統治の歴史について意見交換し、いっそう深い認識を持つよう呼びかけた。また、現在日本で前向きに検討されている台湾人観光客の日本での国際免許利用について、期待と歓迎の意を示した。

 麻生外相は今月初めに福岡市で講演した際、日本の植民地統治下において台湾に義務教育が持ち込まれ、結果的に台湾の教育水準が上がったとする発言を行った。これに対し、許代表は、この発言自体は事実であるが、その教育内容は日本の価値観、生活と日本語によるものであり、台湾文化とは関係のないものだったという事実が触れられていないことを指摘した。許代表はそのうえで「台日双方の学者、専門家が台湾における日本統治時代の歴史問題について意見交換を行い、正確な評価をする必要がある」と強調した。

 また、現在台日間で適用が検討されている国際免許制度については、今年1月、北側一雄・国土交通相が北海道を訪問時に、高橋はるみ知事と経済界幹部が台湾からの観光客がより快適に旅行を楽しめるよう、その交付を大臣に要請した。国際免許の交付は原則的に関連の国際条約(ジュネーブ条約)批准国に限られるが、運転技術が日本と同等であれば交付可能である。許代表は、こうした状況のなか、すでに北側国交相の指示を受け、同省と警察庁が交付の是非について検討に入っていることを挙げ、「日本が台湾に対する国際免許の適用を承認するのも間近いだろう」と述べた。

 昨年、台湾から日本を訪れた観光客は118万人に上っており、自分で車を運転できれば旅行者にとって観光の幅がより広がるため、日本の各自治体と観光業界では、こうした動きを歓迎している。これが実現すれば、昨年実現した台湾からの観光客に対するノービザ措置の恒久化に次ぐ友好的な措置となり、台日双方の交流関係はさらに促進されることとなる。許代表は、観光を通し今後両国の友好関係がさらに促進されることに、期待と歓迎を示した。
《2006年2月20日》

靖国英雄 YASUKUNI Hideo  在台湾

by ayanokouji3 | 2006-02-28 22:27 | Comments(0)  

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