格差と分断について
先週の小泉内閣メールマガジンの読者感想欄の中に、次の感想を見出した。
「政府の批判ばかりしている人達へ。もっと自立しませんか?私は障害者です。できない事があるわけですから、格差があるのは当然です。能力に差があるのに、平等を主張すれば、それは資本主義社会ではなくなります。まず自分を変革しましょう!」
より多くの福祉を主張する人々に対する何とも手厳しい批判ではある。先日、「生活保護毎月100万世帯突破 勤労世代も急増」という見出しの記事があった。多少物質的格差はあっても、精神的格差である差別・偏見の方は極小化されたことが日本社会の良さではないだろうか。
日本では、当分の間、「格差」による輿論の分断が行われることはないであろう。
(註)
台湾には、北部と南部に地域格差がある。今回の台湾における一連の動きが南部の保守層に迎合したものであるのか、今後如何なる政治的・経済的影響が現われ、また、全島レベルでの輿論の分断が如何に進行して行くのか、注視したい。
「政府の批判ばかりしている人達へ。もっと自立しませんか?私は障害者です。できない事があるわけですから、格差があるのは当然です。能力に差があるのに、平等を主張すれば、それは資本主義社会ではなくなります。まず自分を変革しましょう!」
より多くの福祉を主張する人々に対する何とも手厳しい批判ではある。先日、「生活保護毎月100万世帯突破 勤労世代も急増」という見出しの記事があった。多少物質的格差はあっても、精神的格差である差別・偏見の方は極小化されたことが日本社会の良さではないだろうか。
日本では、当分の間、「格差」による輿論の分断が行われることはないであろう。
(註)
台湾には、北部と南部に地域格差がある。今回の台湾における一連の動きが南部の保守層に迎合したものであるのか、今後如何なる政治的・経済的影響が現われ、また、全島レベルでの輿論の分断が如何に進行して行くのか、注視したい。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2006-02-28 20:52 | Comments(0)