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二二六事件について

ケーブルテレビで、1979年と1988年に放送されたNHK特集を見た。戒厳司令部により電話を盗聴された首謀者達の肉声を聞く生存者の証言が紹介されている。

『週刊文春』の最新号に、殺害された重臣達の写真が掲載されているが、生々しいものである。

二二六事件を陸軍内部の二派閥の抗争であり、戦争への途に一層突き進む契機となったものと評する歴史観は余りにも安易に過ぎる。

法律があっても国が滅びては何もならない、とする当時の参謀の証言は、今の時代にも通用する言である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2006-02-26 18:34 | Comments(0)  

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