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タイ・フィリピン情勢について

タイでの首相辞任要求運動やフィリピンでのクーデター計画発覚による騒動は、久し振りのアジアの変革への連鎖的試行錯誤、迷走的動きを思わせる。

タイもフィリピンも、国民性として複雑であり、荒っぽく、日本人には中々理解出来ない。

マルコス大統領の放逐やエストラーダ大統領の逮捕についての報道は鮮明に記憶しているが、政権が変わっても、同じことの繰返しのように見える。

その点、現在の日本政治には細かい争点は多いが、流血騒ぎはない。台湾における与野党対立も舌戦が主である。これは長年培って来た社会の安定性と成熟性による。有難いことではないか。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2006-02-25 18:40 | Comments(0)  

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