人気ブログランキング | 話題のタグを見る

国連と日本外交について

国連のPKO(Peace Keeping Operations:平和維持作戦)に関する不正支出疑惑調査に関し、日本側よりPKO負担見直しの示唆を行ったという記事を読んだ。国連は「錦の御旗」を掲げているが、実態はお粗末なところもあるようである。

国連は、イラク戦争を制止出来なかったように、所詮、第二次大戦戦勝国の角逐の場である一方、途上国が恣(ほしいまま)に権利を主張する、烏合の衆の組織だと言える。

かつて、日本の野党の党首が国連の下(もと)に自衛隊に活動させるような構想を主張していたが、それは画餅に過ぎない。

日本の指導者も国民も、どの国が盟友で、どの国が敵で、どの国がどうでもよいか、ということは、昨年の安保理常任理事国入り活動の不首尾で十分判っている筈である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2006-02-23 20:21 | Comments(0)  

<< 「廃統」論と日本の政治状況について 米中台関係について >>