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民進党の動向と日本外交について

来月15日に民進党の党主席選が党員による直接投票で実施されるという。

党内の一致結束がみられないのは、日本の民主党に似ている感じもする。

ところで、12月25日付の『東京新聞』4面には、同紙が、民進党が対日関係、歴史認識について初めてまとめた文書の草案を入手したとし、その概要が紹介されていた。真贋は別にして、日本を「準戦略パートナー」とする以外には、特に見るべきものはない。

日本では対北朝鮮外交につき、「パブロフの犬」的学習効果がなく、「弱腰外交」や「腰挫け外交」どころか、相も変わらず「腰抜け外交」が続いている。実に恥さらしであるとしか言い様がない。この体たらくでは万一、両岸に一旦事を生じた際、日本国として台湾側の期待に沿うことは蓋し困難である。日本外交に必要なのは、身なりの立派な一群の「口舌の徒」ではなく、中味のある少数の「智恵者」であると思う。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-12-26 20:34 | Comments(0)  

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