人気ブログランキング | 話題のタグを見る

中台交流団体トップの死去について

中国側の海峡両岸関係協会会長が12月24日死去したという。因みに、台湾側の海峡交流基金会初代理事長は去る1月に死去している。

1991年両団体発足当時は画期的なことで、大いに期待が寄せられ、その後も華僑系の新聞にも記事が頻繁に出ていたのを思い出す。そのうちに目立たなくなり、次第に忘れ去られて行ったような気がする。

昨年迄は中台ビジネスはともかく、積極的な意味での両岸関係という言葉自体が「死語」となっていたが、国民党幹部の「探親」(帰郷)で、風穴が空いたように感じた。併し、その後も両岸関係の膠着状態は続いている。

台湾は中国に対し、今後も「昵懇」ではなく「不即不離」に徹し、また「無味乾燥」ではなくとも「無臭」であり続けるべきであり、またそうならざるを得ないであろう。

(註)
日・中韓関係について言えば、これ以上の交流は望むべくもないので、個々の日本人としては中韓及びその人民・国民の醸し出す「野味」にたじろぐことなく、現代中国語やハングルの素養を身につけておく度量と一度は現地を訪れておく余裕が求められる。尚、周囲の女子供達の欧米かぶれについては程々にするよう、男の義務として、常日頃注意を与えておいた方がよい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-12-25 21:55 | Comments(0)  

<< 民進党の動向と日本外交について 麻生外相発言について >>