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麻生外相発言について

12月22日午前の記者会見で、麻生外相が中国の軍備増強に関し「かなり脅威になりつつある」と発言したという。

軍事面での中国脅威論は定着してしまったが、中国国内の環境汚染問題も日々報道されている通りであり、中国食品の輸入が多い日本としては、これもまた脅威であり、看過する訳には行かない。

一方、11月の貿易統計によれば、中国向け輸出額は8,358億円で、前年同月比24.5パーセント増え、3ケ月連続で過去最高を更新している。新華社通信のいうような「経涼」とはなっていない。

中国の脅威自体を封じ込めるには、事件・事故が起こる都度、日本として断固とした主張と行動を行っておくことしかあり得ない。

(註)
中国での親日度を高めるために、外務省には日本漫画を普及させる計画があるというが、中国側の歴史認識是正という根本のところに手をつけないのでは、小手先の方策、一時の方便でしかないと思う。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-12-22 21:19 | Comments(0)  

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