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ノーベル平和賞について

香港フェニックステレビの「時事弁論会」で、IAEA(国際原子力機関)のエルバラダイ氏がノーベル平和賞を受けるのは正当かということについての討論があった。

是とする側2名は国際査察の意義を理解する見方である一方、非とする1名は国際機関の幹部として有能であることは認めても、イラク戦争を止めることが出来なかったのに平和賞を認めるのは正当ではないとする立場であった。また、ネット投票の結果は1対3で、正当ではないとする視聴者が多かった。

上記の非とする論者は、今年、中台の緊張を緩和するのに大いに貢献した胡錦涛・連戦両氏こそノーベル平和賞受賞に相応しいが、これが決して認められることはないだろうとも話していた。

香港人のノーベル平和賞に対する見方を知る上で、大変参考になった。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-12-15 21:02 | Comments(0)  

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