防衛庁の「省」への昇格について
防衛庁の「省」への昇格が本決まりとなる運びとなって来た。
思えば、35年前の三島由紀夫の決起時、自衛隊員が批判的であったのは、彼らの屈折した感情が然らしめたものであったのだろう。
一頃「税金の無駄遣い」といった自衛隊無用論もあり、待遇も必ずしもよいとは言えない時期が長かった。自衛隊の幹部から「ボランティアと同じ」といった恨み節もかつて聞いたことがある。
「省」への昇格の動きは遅すぎた位であるが、これにより自衛隊員の自信につながることは固(もと)より、国民の防衛意識が一層高まることを期待したい。
思えば、35年前の三島由紀夫の決起時、自衛隊員が批判的であったのは、彼らの屈折した感情が然らしめたものであったのだろう。
一頃「税金の無駄遣い」といった自衛隊無用論もあり、待遇も必ずしもよいとは言えない時期が長かった。自衛隊の幹部から「ボランティアと同じ」といった恨み節もかつて聞いたことがある。
「省」への昇格の動きは遅すぎた位であるが、これにより自衛隊員の自信につながることは固(もと)より、国民の防衛意識が一層高まることを期待したい。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2005-12-06 20:11 | Comments(0)