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国家百年の計について

教育の荒廃のことがよく言われる。

昭和30年代後半から50年代前半に学校教育を受けた小生の経験から言えば、小中はともかく、地方の高校は教師のレベルが極めて低いように感じた。東京の大学は正に大衆教育の場で、取るに足るものは全くなかった。今も変わらないものと思う。

真の教育は実社会に入ってからである。実社会では、学校で学んだ知識は「読み書き算盤(そろばん)」を除き、殆(ほとん)ど役に立たない。寧(むし)ろ、人付き合いの方が大切となる。

「ゆとり教育」にしたり、「詰め込み教育」に戻したり、試行錯誤する日本の教育界に、抑も「百年の計」を求めるのは無理であるが、せめて「十年の計」を以て、これ以上、エセ「男女同権」論者を乱造せぬことだけを望むものである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-12-01 20:09 | Comments(0)  

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