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「台湾の呼称について」について

私は、台北市の知人宛に国際郵便を出す際、今迄「中華民国台北市」とは書かず、「台湾国台北市」と書いていますが、一度として郵便窓口で国名について指摘された事はありませんし、「国名が間違っている」とか「この様な名の国は存在しない」と言った理由で返送されてきた事は一度もありません。

翻って、以前、駐日「オランダ」大使館宛てに、正式名称である「ネーデルラント王国」大使館としたためた所、「この様な名の国は存在しない」との理由で返送されてきました。

以上の点から勘案すると、「中華民国」の国名は既に過去の物であり、台湾が「台湾」と正名した所で、国際社会が戸惑う事は全く無い訳で、寧ろ、大陸の「中華人民共和国」、台湾の「中華民国」と、「二つの中華」が併存する事の悪弊の方が大きいものと思います。

「台湾は"台湾"」── 正名なくして台湾の自主独立はあり得ず、又、アイデンティティは確立出来ないものと考えます。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2005-10-30 20:46 | Comments(0)  

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