国民党主席のインタビュー記事について
10月28日の『毎日新聞』朝刊に、国民党主席・馬英九氏のインタビュー記事があった。
それによれば、次の通りである。
馬英九氏自身は「反日派」ではないと明言するが、台湾が今後、反日に染まるようになれば、対日包囲網が完成する。これを避けるために様々な形で布石を打っておくことが必要である。
それによれば、次の通りである。
- 中台関係は、当面は現状維持が望ましい。台湾住民は中国共産党の統治を受けることを希望しておらず、その一方台湾独立を目指す人も少ない。
- 日本の歴史問題については、歴史認識に対する日本の姿勢が重要で、靖国参拝については過去についての反省や誠意がない。
- ガス田は70年代、中華民国の鉱区であることを宣言した。台湾政府は現在何も言っていないが、放棄すべきではない。
馬英九氏自身は「反日派」ではないと明言するが、台湾が今後、反日に染まるようになれば、対日包囲網が完成する。これを避けるために様々な形で布石を打っておくことが必要である。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2005-10-30 20:34 | Comments(0)