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中国の対日歴史観について

9月23日の『産経新聞』第7面には、米国国務副長官が、20日の講演の中で、中国の対日歴史観に理解を示しながらも違和感があるとし、日米中の歴史専門家による協議により歴史認識をめぐる問題で誤解を少なくすることが可能だ、と述べたという記事が掲載されていた。

その違和感とは、例えば、遼寧省の「9.18歴史博物館」で、1941年米国参戦からソ連軍の侵攻までの年代順記述が飛ばされているとする。

考えてみれば、中国政府にとって、歴史が客観的に正しく伝えられているか否かが問題ではなく、歴史の切り貼りや捏造により日本や世界に与える影響から生ずる成果と収穫の方が問題なのであるから、歴史の真贋論争を永遠に続けても仕方がない訳である。

上記提案は、謝絶するのが得策である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-10-02 20:09 | Comments(0)  

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