中国の中南米進出について
9月23日の『産経新聞』第7面に、米国上院の小委員会で「中南米での中国の役割 ── 挑戦か機会か」と言うテーマの公聴会が20日に開かれたとの記事があった。
国防次官補代理の発言として、中国の影響力拡大は、「米国の影響力を縮小し、多極世界を構築するために同盟相手を徴募することだ」とし、台湾の孤立の促進という要因も挙げたとする。
中南米といえば、かつては中台の勢力角逐の場という趣があったが、経済面から中国に席巻されるのは止(や)むを得ないであろう。
中南米は米国の「裏庭」でもあり、米国が中国の政治活動をどこまで黙認するのか、興味深いところである。
(註)
日本から見れば、米国の陰謀で放逐されたとされるフジモリ大統領が返り咲き出来るのかが注目に価する。
国防次官補代理の発言として、中国の影響力拡大は、「米国の影響力を縮小し、多極世界を構築するために同盟相手を徴募することだ」とし、台湾の孤立の促進という要因も挙げたとする。
中南米といえば、かつては中台の勢力角逐の場という趣があったが、経済面から中国に席巻されるのは止(や)むを得ないであろう。
中南米は米国の「裏庭」でもあり、米国が中国の政治活動をどこまで黙認するのか、興味深いところである。
(註)
日本から見れば、米国の陰謀で放逐されたとされるフジモリ大統領が返り咲き出来るのかが注目に価する。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2005-09-30 21:12 | Comments(0)