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「東シナ海のガス田問題について」について

古川さんが書かれた『東シナ海のガス田問題について』についてコメントさせて頂きます。
日本側は抗議をするばかりでは、一向に解決しない。

自衛隊による常時警備を可能とする法整備の前に、一度小競(こぜ)り合いがあって然(しか)るべきであろう。

日本は教訓があれば、動ける国である。
今夏、公開された邦画『亡国のイージス』にも通じるものですが、日本はエンジンがかかる迄に時間がかかります。然し、ひとたび、エンジンがかかれば、物凄い勢いで事態が動く国でもあります。

天下泰平の眠りを貪(むさぼ)っていた徳川幕藩体制が、正にたった四隻の黒船の江戸湾来航によって維新近代化へと突き進みました。そして、ひとたび、エンジンがかかれば、廃藩置県による中央集権化、軍政改革、そして急速な工業化により、他国が驚嘆した程の猛スピードで「列強」に迄のし上がりました。

たった一発のテポドン試射(日本列島上空を飛び越え太平洋に着水)で国民が対北鮮防衛に目ざめた様に、東支那海で日支両軍が偶発的にも「宣戦布告無き交戦」=「事変」に遭遇する様な事があれば、国民が対支那防衛意識を抱く事は必定でしょうし、「中国」(支那)と言う「共通の脅威」(敵)への対処から、日台両国が接近する、いや、せざるを得ない状況になるであろう事は想像に難(かた)くありません。

何れにせよ、日台両国が急速に接近するに足る「スイッチ」が必要な事も確かでしょう。
竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2005-09-28 22:23 | Comments(0)  

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