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外交寸評

過去4年間、小泉外交の台湾に関する顕著な功績は、強(し)いて挙げれば、李登輝氏の日本訪問を条件付で認めたこと程度であった。

中国との関係では、靖国カードを逆手にとり、争点を浮き彫りにし、結果的に揺さぶりをかけ、反日運動の一因ともなった。国内では、左右両サイドを天秤にかけている節もある。

台湾の安全保障についていえば、今のところ、大事が突発的に起こることはないだろう。

ただ、日本がいつまでも米国頼みとなっているのは、腑甲斐(ふがい)ない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-09-06 14:02 | Comments(0)  

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