日比首脳会談について

 米国・中国との関係が複雑に絡み合った日比首脳会談の内容が報道されるにつれ、外交が一筋縄では行かないことをつくづく感ずる。

 米国・中国共に内政が階段の踊り場にあるような状態に見えるけれども、一時の混乱が収斂して行く運命を義務付けられている国との間では、極めて慎重な対応を要する。

 「あちらの顔を立てればこちらの顔が立たず」で、相変わらず玉虫色の共同声明となっている。様々な歴史における被害者でもあり受益者となっているフィリピンの立場からすれば、最大限の努力をしたということであろう。

 自民総裁任期「3期9年」の道筋が整った安倍首相にとっても、在任中に国際紛争を生じたり、巻き込まれたりすることのないよう、各国との関係強化は最優先である。有事への備えと適切な判断のみが良い結果につながる。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2016-10-28 10:51 | Comments(0)  

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