常任理事国入りについて-2
8月8日掲載の「常任理事国入りについて」ご参照。
8月21日付産経新聞一面に、「G4案 採決断念」という見出しの記事が掲載されたが、これは致し方のないことである。
抑々(そもそも)、核を保有しない国に常任理事国入りは無理だったのではないか。
これで、中韓がケチをつけていた問題に関し、重しが一つとれたことで、中韓と日本との関係は改善せずとも、急速に悪化することはないだろう。
日本に本当に覚悟があるのならば、国連分担金の負担減を具体的に示す必要があったのだが、外相の漠然とした示唆にとどまった。また、弱小国の「裏切り」については、目くじらを立てる程のことでもあるまい。
(註)
次回の安保理構成の見直しが2020年とは笑止千万である。
8月21日付産経新聞一面に、「G4案 採決断念」という見出しの記事が掲載されたが、これは致し方のないことである。
抑々(そもそも)、核を保有しない国に常任理事国入りは無理だったのではないか。
これで、中韓がケチをつけていた問題に関し、重しが一つとれたことで、中韓と日本との関係は改善せずとも、急速に悪化することはないだろう。
日本に本当に覚悟があるのならば、国連分担金の負担減を具体的に示す必要があったのだが、外相の漠然とした示唆にとどまった。また、弱小国の「裏切り」については、目くじらを立てる程のことでもあるまい。
(註)
次回の安保理構成の見直しが2020年とは笑止千万である。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2005-08-25 18:45 | Comments(0)