行政の対応について

 米国雑誌『TIME』の最新号には、かつて自動車生産の基地として栄えた、今は衰微の一途を辿(たど)っている市で、財政逼迫(ひっぱく)により塩素処理が不十分な水を使用したため、腐食した鉛管から流れ出た鉛中毒が発生し、非常事態となっているという記事が掲載されている。

 最近、日本でも温暖な地域での予期せぬ降雪で断水を余儀なくされている地域があるという。水道は生活に直結しているため、問題は大きくなる。

 事故は思いもかけぬところから生ずるのが常であるが、そのためだけに巨額の費用を要するのは割に合わないとして見送られるケースも多い。治水・橋梁等の大型事業もそうであろう。

 一旦事が起きた場合に如何に対処するかは、地方公共団体の首長の手腕によるほか、権利意識の高い住民が大声で主張出来るか否かに尽きるが、予想される被害の大きさと費用対効果により必ずしも問題の全面解決に至る訳ではない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

[PR]

by ayanokouji3 | 2016-01-28 21:24 | Comments(0)  

<< 高校生の投稿について 切なる願い~日台復交~ >>