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靖国参拝問題について

靖国参拝問題は久しく国際紛議の種と化しているが、愛国の情に訴えるテーマともなっている。他方、国内政争の具とする勢力は弱まっている。

反対論者は、首相参拝に説得力のある説明がないと絶えず言いなし、賛成派・反対派間で、神学論争の如く議論がなされるが、一向に要領を得ない。

ウンザリとする議論はやめた方がよい。

総選挙前に首相が参拝すれば、選挙後続投となろうと退陣となろうと、国民の総体的な意思が国内的に表明されたことになる。これこそ最良の策ではないか。先(ま)ず、自国で一定の結論を出すべきであり、他国からの異議申立に応ずるか否(いな)かは、それからでよい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-08-12 19:51 | Comments(0)  

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