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高齢者問題

 世は正に高齢社会となり、国家社会に対し屈折した思いを抱く高齢者は多いが、如何せん、これを披露する場・手段を持たぬがための焦りが負のエネルギーとなり、社会の隅々を陰鬱な雰囲気としていることに気付かされる。

 小生の見る所、昭和10年代前半生まれ迄の人々の多くは物理的には生存しているものの、実際は酔生夢死のような状況に陥っており、同情に値する。続く10年代後半、20年代前半生まれも次第にその状況に近づきつつある。

 日本の将来を考えるに、希望がもてるのは、レベルの高い人達が揃っている昭和40年代前半生まれの男女である。その年代が社会の人々を一定レベルに迄引き上げれば、日本の未来も決して暗いものではないと考えられる。

 2020年の東京オリンピックに向け、社会構造の更なる変化と動揺という時代に際会する現代の日本人が各種の事態に適宜対応し、若きはチャンスをものにし、老いたるは穏やかで満たされた余生を送ることが出来ることを心から望むものである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2015-10-14 18:24 | Comments(0)  

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