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日中台の動きについて

最近、書店店頭に並ぶ、日中の政治・歴史関係書籍の数の多さに驚く。靖国問題を絡め、一種のブームとなっている。

日中台の動きでこのところ気付いたのは、中台の経済面での関係強化のほかに、
  • 台湾人観光客のビザ免除の恒久化(8月5日、参院で入管特例法可決成立)

  • 尖閣への出航希望の中国人活動家の中国当局による拘束

  • 陳総統による「中華民国」が「台湾」であるとの定義づけ言明
であるが、その背景にあるものは、自明のことであり、説明を要しない。

今はそれぞれの国が落着いたように見え、一種の均衡がある。併し、一向に訳の判らない韓半島情勢が変わらぬ間は、日中台関係に飛び火して来る可能性が大につき、予断を許さない。

国内政治と国際情勢 ── 日本のマスコミの扇動的な偏向報道に国民が惑わされぬことを祈りたい。尤(もっと)も、惑わされたとしても、究極のところ、大勢に影響はないと思われるが。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-08-05 19:44 | Comments(0)  

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