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読者の意見紹介-2

7月28日の『台灣之聲』については、概要次のような意見があった。
  1. 台湾にとってのガス田開発や尖閣問題等の意味について
    日台合邦を実現するために意味があるのであって、台湾の国際的地位向上のために参画が必要という訳ではない。

  2. 日台合邦について
    中国及びその友邦(韓半島)に対抗するために必要であり、段階を踏まないでもよい。但し、台湾の独立が国際的に認められれば、日台合邦の必要はない。日台は合邦という枠組なしで提携を強化すればよい。

  3. 台湾のジレンマについて
    台湾のジレンマとは、原点論と段階論の相剋である。
    歴史的、政治的に中国共産党を受け入れることは出来ないという前提の下に、

    1. 日台合邦を容易に実現することは出来ない。

    2. 台湾独立を実現することも出来ない。

    3. よって、米国の一州としての編入しか残されていない。

    ということになる。

  4. 「現状維持」について
    台湾の輿論は本質的に「現状維持」ではなく、「独立」である。世界の主要国の方針が「現状維持」であろうがなかろうが、大した問題ではない。台湾人からすれば、「祖国統一」とは台湾独立である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-08-02 16:31 | Comments(0)  

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